ヒューマンドキュメンタリー映画祭・阿倍野|上映作品|うたごころ《2012年版》

6月24日(土)12:00上映
「うたごころ《2012年版》」(112分)

2011年3月11日に発生した、東日本大震災。未曾有の苦難が幾多の人々にのし掛かる中、それに屈せず、ひたむきに生きる女子高校生たちの姿を描く、ドキュメンタリー映画がある。
現在も撮影を続けている「うたごころ~宮城・三陸/女子高校生たちの青春」。
宮城県で自宅を津波で失った女子高校生と、大阪のプロボーカリストたちが「合唱」を通して、人と人との”絆”を深めていく姿を描き出す。

榛葉 健 監督

1963年生まれ。
大阪の民放局で社会派、自然など幅広く番組を制作。
世界最高峰で2年間撮影した「幻想チョモランマ」は海外でも放送した。
阪神・淡路大震災では、特別番組15本を制作。そのうち『with…若き女性美術作家の生涯』は、「日本賞・ユニセフ賞」「アジアテレビ賞」など数々の国際賞を受賞。世界的反響を受け、2001年、日本のビデオドキュメンタリー番組として史上初めて映画化した。
東日本大震災の発生後は、私費で宮城県三陸地方に通い続け、映画『うたごころ』シリーズを制作。全国・海外で上映。
どの映画も、人々の苦難や絶望に寄り添いながら、人生の《光》や《希望》を手繰り寄せる作風が特徴。上映後の卓越した講演も感動を呼び、《いのち》のメッセージとして絶賛されている。

出会い
human nite寺尾との出会い
関西を拠点に600人の合唱グループ「human note」を率いるシンガー、寺尾仁志。これまで阪神・淡路大震災のあった神戸や、世界各地の困窮地帯に自ら足を運んで、物資を届けたり、合唱歌で現地の人々を励ますといった、独自の支援活動を展開してきた。 2011年5月初旬、寺尾は「human note」のメンバーと共に、津波で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町に向かった。一人の表現者として“現実”と向き合い、何ができるのか模索したかった。だが、現場に着いた寺尾は絶句する。 「あかんやろ…、あかんやろ…、」それでも覚悟を決めて、避難所で自分たちの歌を届けた。そこで出逢った、歌を真剣に聴いている一人の少女。地元の高校の合唱部員だった。

少女と「合唱」そして「未来」
合唱部の引退コンサート
3月11日、町の中心地・志津川地区にあった自宅は津波に流された。家族が大切にしていた、あらゆるものが消えた。 残ったのは、家の土台だけ。周囲は大量の瓦礫で山のようになっていた。  歌を通して、心を通わせ始めた寺尾と少女。次第に明らかになる彼女の生い立ち。津波という苦難を経て、パズルのような家族関係が少しずつ変化していく。 6月、少女の所属する気仙沼高校合唱部は、3年生の引退が迫っていた。過酷な日々の中で、女子高校生たちが力を合わせて歌う最後の”合唱”。 その声は、三陸の人々の”心”に響くのだろうか

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