映画だけじゃない、立体的な映画祭
「ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》」は、
日本を代表するドキュメンタリー映画の上映だけではありません。
(1)各作品の監督が来場し“想い”を語る。
(2)監督同士のトークライブがある。
(3)映画にゆかりのあるミュージシャンが生演奏する。
(4)映画の主人公もが来場してメッセージをライブで語る。
(5)監督同士やお客様を交えたトークバトルが、夜中まである。
などなど、劇場上映では味わえない立体的な取り組みを交え、
より深く心に刻み込んで頂けるイベントを目指しています。
スペシャル・トーク
「こどものいのち」
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日本の小児医療の最前線に立ち続けて来た細谷亮太医師(聖路加国際病院)と、当映画祭の総合プロデューサー、伊勢真一によるスペシャル・トークです。 細谷医師は、伊勢監督の映画「大丈夫。」の主人公で、小児がんの子どもたちを10年余り記録し続けてきた伊勢監督の盟友であり、「細谷喨々」の俳号を持つ俳人でもあります。
いのちの現場の最前線に立つ、細谷医師。 いのちの現場を見つめ続ける、伊勢監督。 それぞれの想いを、心に響く言葉で紡ぐトークライブです。
小児医療に携わる方、子どもたちの《いのち》に関心のある方、そして誰もがいつかは通る、家族の《いのち》を大切にしたいと想うすべての方々に感じて頂けるひとときです。
【日時】8月30日(金) 17:10~ |
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ドキュメント・トーク
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「ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》」は、映画の上映だけではありません。各作品の監督同士が「我こそは」という“ドキュメンタリー愛”を語り合う、恒例のドキュメント・トークを今年も行います。 日本の第一線の監督たちが、知られざる《生きざま》を熱くトークでドキュメントする、一発勝負の「ドキュメントトーク」。他では聞けない、貴重な体験の連続です。この機会に、どうぞお出で下さい。
【ドキュメント・トーク①】
今年の第1枠、1人目は、7月から本格的上映が始まった、映画「立候補」の藤岡利充監督。この作品は、選挙の“泡沫候補”と呼ばれる人たちに「なぜ選挙に出るのか」を問い続けた長期取材のドキュメンタリーだが、偶然、参院選の時期が重なった上、主人公がまたも立候補したことから、話題が拡大。その独特な切り口でスリリングな映画に仕立て上げた藤岡監督が、映画の主な選挙戦の舞台、大阪府知事選のおひざ元《大阪》で何を語るか??じっくり伺います。
2人目は、2012年のキネマ旬報賞・文化映画部門でグランプリを獲った、「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」の長谷川三郎監督。本作は、原爆投下後の広島、成田闘争、自衛隊潜入取材など、混迷する日本の戦後の実相を最前線に身を置き写真で告発し続けてきた、反骨のカメラマン・福島菊次郎を追い続けたドキュメンタリー。「力わざ」ともいえる剛速球の映画を作った、長谷川監督には、「今のニッポンがどう映るか?」を聞きます。
そして3人目は、インターネットのソーシャルメディア“facebook”を駆使して、口コミのパワーで手作りの映画を日本30都市上映にまで拡散させた、映画「うたごころ」シリーズの榛葉 健監督。当映画祭のディレクター兼司会も務め、今回は、藤岡、長谷川両監督の“生きざま”を、得意のインタビュー技術で引き出します。
【日時】8月31日(土) 17:10~ 【出演】 藤岡 利充(監督) ・・・立候補 長谷川 三郎(監督)・・・ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳 榛葉 健(監督)・・・うたごころ《2012 年版》
【ドキュメント・トーク②】
昨年に続き、2年連続参加の土井敏邦監督。教育現場での言論と思想の統制に抗う3人の教師の姿を追った、「私を生きる」で絶賛された土井監督。このところ「異国に生きる 日本の中のビルマ人」と本作「飯館村」をほぼ同時期に発表し、活発に活動を繰り広げる土井監督に、ドキュメンタリー制作者の情熱や生きざまを聞きます。
【日時】9月1日(日) 17:30~ 【出演】 土井 敏邦(監督)・・・飯館村 〜放射能と帰村〜 池谷 薫(監督)・・・先祖になる 榛葉 健(監督)・・・うたごころ《2012年版》 伊勢 真一(監督)・・・奈緒ちゃん、傍 〜3月11日からの旅〜 |
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ドキュメント・ライブ
「human note」
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2007年結成。関西を中心に活動するシンガーソングライター寺尾仁志がディレクションする約700名のsingers。2008年、大阪府教育委員会からの依頼を受け、「こころの再生府民運動」テーマソング『みんなトモダチ』をレコーディング。大阪府の幼・小・中・高2500校にCDが配布され、それに伴い2009年1月から「学校めぐり」と称し、多くの学校及びデイケアセンター、子育てサロンを訪問する。 その活動は国内にとどまらず、海外にまで広がりをみせ、2009年11月にはケニアを訪問。その後、インドネシアバリ島・ハイチ・カンボジアへの訪問を果たし、2013年10月には5回目のケニア訪問を予定。 楽曲は河口恭吾、平義隆、中西圭三などの日本のトップアーティストと制作を行い、ゴスペルをベースとしたクワイア(聖歌隊)スタイルで年齢、性別、職業を越えたメンバーと共に世界中にウタのタネをまいている。 2012年9月には全5曲入りCD「よろこびのうた」リリース。同11月にはNYアポロシアターで日本人アマチュアグループ初単独公演を成功させる。また、病気とたたかっている方と作る病院でのコンサートや院内学級の子ども達との交流や、三陸地方を中心とした東日本支援活動にも力を入れている。 【日時】8月31日(土) 12:00~ |
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